トピックス

モルタル壁の修繕方法

 2020年11月12日

モルタル

モルタル壁はどのような修繕が必要なのでしょうか?

モルタル壁の特徴を踏まえたうえで、必要な点検や修繕をみていきましょう。

そもそも、モルタル外壁とは?

モルタルはセメントと砂に、水を混ぜた材料です。
サイディングボードなどのように、貼っていくのではなく塗っていくため、何層かによって構成されています。

モルタル外壁は工程が複雑で施工日数がかかるため、現在はあまり使われていません。
1980年代ごろまでは主流だったので、築30年くらい経っているお家には多い外壁です。

モルタル壁の種類

モルタルは仕上げによって、種類が分かれます。

・リシン吹付

砂を混ぜて吹き付けます。
表面がザラザラしており、落ち着いた風合いを出すことができます。

・スタッコ仕上げ

スタッコに骨材を混ぜて、吹き付けたもので、高級感・重厚感のある仕上がりになります。
スコッタは石灰と水でできています。

・吹き付けタイル

タイルガンという専用の機材を使用して、3回塗りで仕上げる種類です。
骨材が入っていないため、比較的に柔らかくひびが入りにくいです。

・リシンかき落とし

リシンを吹きかけたあとに剣山などでひっかき、ザラザラとした表面にしていく仕上げ方です。

・左官仕上げ

職人がコテで模様をつける仕上げ方で、オシャレな雰囲気にしたい方に人気の模様です。

モルタル壁の特徴

メリット

・防火性能が高い

・デザインの自由度が高い

モルタルは外壁材として防火性能があります。

また、デザインの自由度があり、意匠性に優れています。
継ぎ目がなく、仕上げとして行う塗装の工法によって多彩な表情を表現できるのが、ほかの素材にはないメリットといえます。

デメリット

・ひび割れが起きやすい

・防水性能が低い

・汚れが溜まりやすい

モルタルは砂とセメントに加えて、水が混ぜ合わさっているため、施工不良などがなくても、乾燥収縮によるひび割れは避けられません。

また、モルタル自体の防水性能が低いので、防水性能が高い塗料を選ぶ必要があります。

モルタル壁 セルフ簡単外壁チェック

・汚れやコケ、カビの発生

モルタルの外壁は表面が細かく、ザラザラしている仕上げのため、汚れが付きやすいです。

そのため、定期的に柔らかいブラシなどで水洗いをするといいでしょう。

汚れが付きやすいということは、汚れが溜まった場所にできるカビやコケが生えやすいということです。
カビやコケを放っておくと洗っても落ちなくなります。

・ひび割れ(クラック)の発生

外壁 ひび

モルタルは施工している間に、硬化と乾燥を繰り返しています。

収縮が起こることで、ひびが発生します。
どれほど経験値が高い職人が施工をしたとしても、施工中の天候や立地の問題からひびを完全に防ぐことは不可能です。

髪の毛くらいのひびであれば、今すぐの対処は必要はないですが、それ以上の幅が広がった場合は、補修がすぐにでも必要な状態です。

この状態を放っておくと、モルタル内部に雨水が侵入し、雨漏りにつながる可能性があるのです。

・色褪せやチョーキングの発生

色褪せはモルタルを保護している塗膜が劣化してきた状態です。

乾いた外壁を触った時に手に粉が付く現象を「チョーキング現象」と言い、放っておくと防水性が低くなり、モルタルの外壁の劣化を進行させるので近いうちに塗り替えを行いましょう。

・塗膜の浮きや剥がれ

モルタル外壁にできたひび割れから、水分がしみ込んで湿気を含んだ空気が塗膜を押し上げて浮いたり、膨れたり、剥がれたりすることがあります。

この状態を放っておくと、普通の塗装よりも費用がかかることになります。

モルタル壁のメンテナンス方法

①モルタル壁の塗装 

モルタル外壁の主なメンテナンス方法は塗装です。

劣化症状でいうと、ひび割れが大きくなり始めていたり、チョーキングが発生する築7~10年が目安です。

ひび割れが大きかったり、塗膜の浮きや剥がれが起きている場合は、下地まで水が侵入している可能性があるため、再塗装では修繕が不可能な場合があります。
再塗装が必要かどうかはプロに一度見てもらうほうがいいでしょう。

▶ 外壁・屋根の無料診断 についてはこちら

②カバー工法 100~250万円

カバー工法とは既存のモルタル壁の上に外壁材を上張りする方法です。
再塗装では修繕できないほど、劣化が進んでいるときにはカバー工法をすることが多いです。

モルタル壁の劣化が進んで、カバー工法により費用が高くなる前に、塗装をオススメします。

③部分補修

細かいひび割れや剥がれに対しては、部分補修を行うこともできます。
コーキングなどを使用し、外壁の中に水が入らないようにすることができます。

▶ 外壁塗装工事の流れ についてはこちら

▶ 外壁塗装の費用相場 についてはこちら

屋根のヒビ割れ

屋根のヒビ割れ

コーキングのヒビ割れ

コーキングのヒビ割れ

築10年過ぎたら注意!こんな症状が出たら、
まずは点検を!

汚れ・コケ・色褪せ

汚れ・コケ・色褪せ

外壁のヒビ割れ

外壁のヒビ割れ

塗膜の剥がれ

塗膜の剥がれ

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塗装工事のよくあるご質問faq

  • ⾒積⾯積が違うのはなぜですか?

    これは当社もお見積りをお出しするときに、気を付けていることですが、面積が違う理由としては、いくつかあります。
    ① 面積をきちんと計っているかどうか。 ② 開口部(窓や玄関など)を抜いているか。 ③ 屋根の勾配によって計算方法が違う。
    これらが主な理由です。
    中には建坪だけで安易に見積もりを提示する業者もいるようですので、お気をつけください。

  • ⾬の日の作業はどうなりますか?

    洗浄など雨の日でもできることはしますが、塗料を乾かす必要があるため、雨の日の塗装工事はお休みです。

    従って天候によっては作業日程に変更が出る場合もあります。
    事前にお客様にお渡しした、工程表とスケジュールが変わってしまう場合がございますが、ご了承くださいませ。

    ただし、天候等で施工期間が長くなったからといって、費用は高くなったりしませんので、御安心ください。

  • 塗装⼯事中は家の⾞はどうすればいいの?

    基本的には普段通りにお車を停めていただくことができます。
    ただ、駐車場があっても敷地が狭い場合など、立地の関係で足場の組み立てに影響が出る場合には、工事期間中移動していただくこともございます。
    また、必要があれば、ペンキの飛散防止のため、自動車用のカバーを掛けさせていただきますのでご協力をお願いいたします。

  • 結局どの塗料がいいんですか?

    お客様のご予算やご要望、外壁・屋根の状態によって、オススメする塗料は変わってきます。

    数多くの塗料を扱っておりますので、その中からお客様にぴったりな塗料を選ばせていただきます。

    ▶塗料について 詳しくはコチラ

  • ⼯事後どこまで保証してくれるんですか?

    塗膜の剥がれなどが起きた場合は、無料で補修施工いたしますので、ご安心ください。

    最大12年の自社保証、リフォーム瑕疵保険、メーカー保証のトリプル保証をご用意しています。

    また、塗装工事が完工してから、約2年おきに一度、お客様宅にお伺いして点検させていただいております。
    定期アフターフォローについては、無料で実施いたしております。

  • 実際の⼯事期間はどのくらいですか?

    期間は塗装部分、建物の大きさ等によりますが、10日から15日ほどで完了します。
    着工日が決まりましたら工程表も提出致します。

    その際、スケジュールの調整のご希望があれば、臨機応変に対応いたしますのでご安心ください。

  • ⼯事期間中、エアコンは使⽤できますか?

    エアコンの使用は可能です。

    例えば暑い夏場に窓を開けられないのは考えただけでも辛い状況ですが、当社ではエアコンが使用できるように室外機を養生しますので、使用して問題ありません。

    ただし、下記の場合については使用できませんので、ご了承ください。

    ・外壁洗浄時
    高圧洗浄の工程ではエアコンに水が入ってしまう恐れがあるため、必ず養生をする必要があります。一時的ではありますが、エアコンは使用できません。

    ・施工に問題が生じる場合
    室外機が設置されているベランダを塗装する場合は使用できません。エアコンを使用することによって結露水が出てきてしまい、塗装が流れてしまう恐れがあるためです。

    ・作業上、危険性が乗じる場合
    吹き付け工法や溶剤系塗料を選択した場合、吸気によって家の中に匂いや塗料がエアコン機器の中に入る可能性があるため、その工程中は使用できないことがあります。

    基本的にはエアコンの使用は可能ですが、工程上の都合や施工、家屋の造りなどにより変わってきます。

    窓も開けられず、エアコンも使えないとなると、夏場は室内で生活での生活に不安を覚えられると思いますが、事前にお伝えさせていただきますので、ご安心ください。

  • ⼯事中、騒⾳はどれくらいありますか?

    塗装工事中の騒音は、下記の工程時に発生してしまいます。

    ・足場の設置時・解体時の金属音(期間:各半日~1日)

    ・屋根・外壁の高圧洗浄(期間:1日)

    ・金属のサビ落としをする際の削り音(ケレン作業)(期間:1〜2日)

    ・吹き付け塗装時の機械音、噴き出す音(期間:7~10日)

    足場に関しては、最初と最後。
    高圧洗浄とケレンに関しては塗装が始まる前に行われるので、実際の塗装工事が始まってしまえば、あまり音は気にならないと思います。
    塗装に関しては、手塗り塗装と吹き付け塗装がありますが、吹き付け塗装時にのみ音が気になるかもしれません。

    工事中は高圧洗浄時の音や、工事車両など、なるべくご迷惑の掛からぬよう、細心の注意をしております。
    ただ、そうは言っても、近隣のお客様にとって、騒音は気になると思います。
    当社は工事前に近隣にお住いの方へ工事に入るご挨拶をしています。

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