【ベランダ防水の落とし穴】トップコートだけで大丈夫?
アフター点検で一番不具合が多かった理由とプロの助言。
こんにちは、高崎市青年優秀技能者、1級建築塗装技能士・
1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士の根岸です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
お家の外壁塗装のお見積もりを取られた際、
項目の中に「ベランダ(バルコニー)防水トップコート塗り
という項目が入っているのをよく見かけるかと思います。
ベランダの床面が色あせていたり、
汚れが目立ってきたりした時に、紫外線から防水層を守る保護膜として
表面を塗り直すメンテナンスです。
しかし、
本日は長年現場に立ち、施工後のお住まいを定期点検してきたプロとして、
非常に重要なお話を率直にお伝えさせていただきます。
実は、
ねぎし塗装店が施工後のお客様宅をアフターサポートで回っている中で、
「最も不具合(剥がれ)の相談・発生が多かった箇所」が、
まさにこの「ベランダのトップコート」なのです。
「職人さんの塗り方が悪かったんじゃないの?」
と思われるかもしれません。
ですが、
これは決して施工の腕や手順が悪いわけではないのです。
どれだけ丁寧に高圧洗浄を行い、
しっかりと目荒らし(ペーパーがけ)をして、
規定通りの下塗り・上塗りを施したとしても、ベランダの床面という場所は
「どうしても剥がれが起きやすい非常に過酷な環境」だからです。
人が日常的に歩き回る摩擦はもちろん、
日当たりが良い場所では強烈な紫外線と雨風に年中さらされ、
雨水が溜まりやすい構造になっています。
そのため、下地となる本来の防水層(FRPやウレタンなど)の劣化状況や相性によっては、
表面だけのトップコートを塗り重ねても数年で
ペリペリと剥がれてきてしまうリスクが非常に高いのです。
だからこそ、
ねぎし塗装店ではベランダのメンテナンスをご検討される際、
お客様にしっかりと事前のご説明を行っております。
「表面のトップコート塗り替えのみ」を行う場合:
あくまで一時的な表面保護・美観維持であることをご理解いただき、
環境によってはどうしても剥がれが生じやすい特性が
あることをご納得いただいた上で施工を進める。
将来の安心を根本から優先する場合:
表面だけの簡易的なお化粧直しで終わらせるのではなく、
ガラスマットを敷き直すFRP防水の再施工や
ウレタン塗膜防水、塩ビシート防水のやり直しなど、
「下地の防水層からしっかりと作り直す本格的な防水工事」をご提案する。
「とりあえず見積もりに入っているから」
「見た目が綺麗になるから」と
表面上のトップコートだけで済ませてしまうと、
数年後に塗膜が浮いて剥がれてしまい、
かえって余計なご不安や補修の手間を招いてしまうケースが少なくありません。
目先の見た目だけを綺麗にするのではなく、
お住まいの部位ごとの特性や将来のリスクまで正直にお伝えすることこそが、
プロとしての誠実さだと考えております。
「うちのベランダはトップコートだけで平気?」
「そろそろ防水工事をやり直した方がいい?」など、
床面の状態が気になっている方は、
ねぎし塗装店までお気軽にご相談くださいね。
25年の現場経験を活かし、
一番長持ちして安心できる方法を親身にご提案させていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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