【専門職人の本音】塗装屋のトップコートは次の工事の邪魔になる!?
防水のプロと本気で討論して見えた真実。
こんにちは、
高崎市青年優秀技能者、1級建築塗装技能士・
1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士の根岸です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
先日、
現場で防水工事を専門に手がける腕利きの防水職人さんと
じっくりお話しする機会があり、
ベランダメンテナンスについて熱い討論を交わしました。
外壁塗装と一緒に
「ベランダのトップコート塗り」を提案する塗装業者はとても多いのですが、
防水のスペシャリストの目線から見ると、
実は「塗装職人が安易にトップコートだけを塗るのは、できる限りやめてほしい」
という非常にシビアな本音があったのです。
なぜ、防水のプロはそれほどまでに
「トップコート単体での施工」をおすすめしないのか。
その具体的な理由を聞いて、私自身も深く唸らされました。
一番の理由は、
「中途半端にトップコートを塗ってしまうと、将来本格的な防水工事をやり直す際に、
施工が困難になってしまうリスクがあるから」です。
例えば、
密着が不十分なトップコートが後から中途半端に剥がれてきてしまうと、
次の防水層を作る際の下地処理(ケレン作業や古い塗膜の撤去)が極めて難しくなり、
余計な手間や費用がかかってしまいます。
さらに恐ろしいのは、
既存の防水層の材質(FRPやウレタン、シートなど)と、
新しく塗る塗料や下塗り材(プライマー)の相性問題です。
塗料に含まれる溶剤の強さによって、
デリケートな防水下地を侵して溶かしてしまったり、
目に見えない不具合を引き起こして
本来の防水機能を損なわせてしまったりすることもあるそうです。
つまり、
建物を水から守る専門家から見ると、「とりあえず表面だけを塗料で綺麗に見せる行為」は、
将来の確実な防水施工の邪魔になってしまう危険性を秘めているのです。
もちろん、
「売却を控えていて、ほんの少しの期間だけ見た目を綺麗に保てればいい」
「今はどうしても予算を抑えて最低限の美観だけ整えたい」
という明確な目的がある場合には、
トップコートの塗り替えという選択肢も一つの方法ではあります。
しかし、
「雨漏りを防ぎ、お家をこの先何十年も長持ちさせたい」という本来の目的で見れば、
防水のプロの視点からもトップコート単体の工事は積極的におすすめできるものではありません。
お住まいの部位には、
それぞれ専門の構造と役割があります。
表面のお化粧直しで済ませて良い場所なのか、
それとも専門の防水層から根本的に作り直すべき場所なのか。
ねぎし塗装店では、
単に「工事を受注したいから何でも塗る」のではなく、
建物の構造や将来のメンテナンス性まで見据えた上で、
本当に意味のある正しい施工プランをご提案いたします。
ベランダやバルコニーの床面で気になることがありましたら、
ねぎし塗装店までお気軽にご相談くださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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