トピックス

窯業系サイディングの修繕方法

 2020年11月13日

窯業サイディング

窯業系サイディングとは?

セメントに木質系繊維を混ぜ込んだものを、外壁材として使いやすいようにボード状にしたものです。
モルタルは塗り重ねていきますが、それとは違い貼り付けて施工していきます。

また、サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系という種類があります。
その中でも窯業系サイディングは、外壁材全体の中でシェア率が一番高いです。

窯業系サイディングの特徴

メリット

・豊富なデザイン、カラー

・初期費用が安く済む

・耐火性に優れている

窯業系サイディングは色や形のバリエーションが豊かで、様々なデザインに施工が可能で、レンガ調・タイル調・石目調など、デザインの種類が豊富で、選択肢が多いという良さがあります。

工場で大量生産されており、品質が安定しているため、他の外壁材よりも価格が安い傾向にあります。
窯業系サイディングは耐火性が高く、不燃材料として国から認定されている製品もあります。

デメリット

・防水性がない

・メンテナンス頻度がやや多い

窯業系サイディングの主原料であるセメントは、防水性のない材質です。窯業系サイディングの防水力は表面の塗装によって保たれているため、塗膜が剥がれてくると防水性が落ちてしまいます。

表面に塗布されている塗装や目地を埋めているコーキングは、おおよそ8~10年ほどで寿命を迎えます。また、サイディングボード事態にひび割れ、反り、浮きなどの劣化症状が生じることがあります。
そのため、8~10年に一度を目安に再塗装やコーキングの打ち直しなどを検討する必要があります。

どのように劣化が進む?

シーリング劣化

①反りの発生

表面は意匠性やデザイン性によって、模様などがつけられているが基本的には平らです。
他の部分と比べて盛り上がっているように見える場合は、反りが発生している可能性が高いです。

②反りが大きくなり、浮き始める

反りが大きくなると、他の部分よりも出っ張って浮いたように見えます。
サイディングが浮いてしまうと、目地のシーリングが剥がれ、他のサイディングボードとの隙間ができてきます。
隙間から雨水が入ることで、他のサイディングボードへも悪影響をもたらします

③ひび割れの発生

窯業系サイディングは釘やビス、金具で固定されています。 反りなどの変形が大きくなると、釘などで固定された部分に強く力が加わり、クラックが発生します。 クラックが発生すると、金具の固定力が弱くなり、金具の固定力が弱くなると釘やビス、金具が抜け落ちたり、サイディングが外れてしまう可能性があります。

一枚のサイディングの真ん中から割れることは少なく、釘やビスが打たれている周辺から割れることがほとんどです。 割れが大きくなってしまうと、強風や揺れなどでサイディングボードが落下する可能性があるのですぐに補修が必要です。

雨水がしみ込むとその分膨張し、乾燥すればその縮む。
それを繰り返し続けることで反りや浮き、クラック割れへと進行してしまいます。

窯業系サイディングはこのような雨水の侵入を防ぐため塗装されていますが、月日が経つと塗装による防水性は落ちていきます。

また、シーリング材が剥がれるとそこからも雨水を吸収していき、さらに、釘やビスによる穴が適切に補修されていないとそこからも雨水を吸収します。

メンテナンス方法

窯業系サイディングの塗装

反り返りが少ない場合は釘やビスで固定をし、その上から浸水しないようにシーリング材を塗布します。
さらに、外壁と同じような塗料で塗装し、目立たないようにしていきます。

塗装の時期は、10~15年が目安です。

サイディングのなかでも窯業系は、セメントと繊維で作られており、外壁材自体には耐水性がないため、塗膜が劣化することで防水性も低下してしまいます。

定期的な塗膜の点検で、外壁を長持ちさせましょう。

窯業系サイディングの部分張り替え

反りかえりが大きく、釘やビスで固定すると割れてしまう場合は、部分的な張り替えが必要です。

反っている窯業系サイディング周辺のシーリング材をはがし、新しいものに交換します。

同じ模様のデザインが残っている場合は同じものに変えることができますが、モデルチェンジしていることも多く、近いデザインを選ぶことになりますが、全体でみると違和感を感じることもあります。

そうなる前に外壁塗装でメンテナンスすることがオススメです。

ひび割れが大きくなりすぎていたりなど、劣化が進んでしまうと塗装では間に合わなくなってしまいます。

そうなってくると、張り替えやカバー工法が必要になり、費用も高くなってしまいます。 そうなる前に、適切なタイミングで、点検・メンテナンスを行い、お家を長持ちさせましょう。

▶外壁のカバー工法や張り替え についてはこちらに詳しく書かれています!

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塗装工事のよくあるご質問faq

  • ⾒積⾯積が違うのはなぜですか?

    これは当社もお見積りをお出しするときに、気を付けていることですが、面積が違う理由としては、いくつかあります。
    ① 面積をきちんと計っているかどうか。 ② 開口部(窓や玄関など)を抜いているか。 ③ 屋根の勾配によって計算方法が違う。
    これらが主な理由です。
    中には建坪だけで安易に見積もりを提示する業者もいるようですので、お気をつけください。

  • ⾬の日の作業はどうなりますか?

    洗浄など雨の日でもできることはしますが、塗料を乾かす必要があるため、雨の日の塗装工事はお休みです。

    従って天候によっては作業日程に変更が出る場合もあります。
    事前にお客様にお渡しした、工程表とスケジュールが変わってしまう場合がございますが、ご了承くださいませ。

    ただし、天候等で施工期間が長くなったからといって、費用は高くなったりしませんので、御安心ください。

  • 塗装⼯事中は家の⾞はどうすればいいの?

    基本的には普段通りにお車を停めていただくことができます。
    ただ、駐車場があっても敷地が狭い場合など、立地の関係で足場の組み立てに影響が出る場合には、工事期間中移動していただくこともございます。
    また、必要があれば、ペンキの飛散防止のため、自動車用のカバーを掛けさせていただきますのでご協力をお願いいたします。

  • 結局どの塗料がいいんですか?

    お客様のご予算やご要望、外壁・屋根の状態によって、オススメする塗料は変わってきます。

    数多くの塗料を扱っておりますので、その中からお客様にぴったりな塗料を選ばせていただきます。

    ▶塗料について 詳しくはコチラ

  • ⼯事後どこまで保証してくれるんですか?

    塗膜の剥がれなどが起きた場合は、無料で補修施工いたしますので、ご安心ください。

    最大12年の自社保証、リフォーム瑕疵保険、メーカー保証のトリプル保証をご用意しています。

    また、塗装工事が完工してから、約2年おきに一度、お客様宅にお伺いして点検させていただいております。
    定期アフターフォローについては、無料で実施いたしております。

  • 実際の⼯事期間はどのくらいですか?

    期間は塗装部分、建物の大きさ等によりますが、10日から15日ほどで完了します。
    着工日が決まりましたら工程表も提出致します。

    その際、スケジュールの調整のご希望があれば、臨機応変に対応いたしますのでご安心ください。

  • ⼯事期間中、エアコンは使⽤できますか?

    エアコンの使用は可能です。

    例えば暑い夏場に窓を開けられないのは考えただけでも辛い状況ですが、当社ではエアコンが使用できるように室外機を養生しますので、使用して問題ありません。

    ただし、下記の場合については使用できませんので、ご了承ください。

    ・外壁洗浄時
    高圧洗浄の工程ではエアコンに水が入ってしまう恐れがあるため、必ず養生をする必要があります。一時的ではありますが、エアコンは使用できません。

    ・施工に問題が生じる場合
    室外機が設置されているベランダを塗装する場合は使用できません。エアコンを使用することによって結露水が出てきてしまい、塗装が流れてしまう恐れがあるためです。

    ・作業上、危険性が乗じる場合
    吹き付け工法や溶剤系塗料を選択した場合、吸気によって家の中に匂いや塗料がエアコン機器の中に入る可能性があるため、その工程中は使用できないことがあります。

    基本的にはエアコンの使用は可能ですが、工程上の都合や施工、家屋の造りなどにより変わってきます。

    窓も開けられず、エアコンも使えないとなると、夏場は室内で生活での生活に不安を覚えられると思いますが、事前にお伝えさせていただきますので、ご安心ください。

  • ⼯事中、騒⾳はどれくらいありますか?

    塗装工事中の騒音は、下記の工程時に発生してしまいます。

    ・足場の設置時・解体時の金属音(期間:各半日~1日)

    ・屋根・外壁の高圧洗浄(期間:1日)

    ・金属のサビ落としをする際の削り音(ケレン作業)(期間:1〜2日)

    ・吹き付け塗装時の機械音、噴き出す音(期間:7~10日)

    足場に関しては、最初と最後。
    高圧洗浄とケレンに関しては塗装が始まる前に行われるので、実際の塗装工事が始まってしまえば、あまり音は気にならないと思います。
    塗装に関しては、手塗り塗装と吹き付け塗装がありますが、吹き付け塗装時にのみ音が気になるかもしれません。

    工事中は高圧洗浄時の音や、工事車両など、なるべくご迷惑の掛からぬよう、細心の注意をしております。
    ただ、そうは言っても、近隣のお客様にとって、騒音は気になると思います。
    当社は工事前に近隣にお住いの方へ工事に入るご挨拶をしています。

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