これは本当にあったお話です。
今から数年前、実家の塗装工事をすることになりました。
築年数がたっていて汚れや劣化が目立っておりました。
特に車通りが激しいので排気ガスで汚れている所も目立ちました。
当時、光触媒の塗料が流行っており、皆様もご存じの某有名メーカーが講習を行い講習を受けた塗装業者が
光触媒の塗料を使った施工が出来るシステムでした。
光触媒とは調べてみました。
光触媒(二酸化チタン)に光(紫外線)があたると、その表面から電子が飛び出し
電子が抜け出た穴はホールと呼ばれており、プラスの電荷を帯びています。
ホールは強い酸化力をもち、水中にある(水酸化物イオン)などから電子を奪います。
この時電子を奪われた水酸化物イオンは非常に不安定な状態の水酸化物イオンラジカルに変わります。
水酸化物イオンラジカルは協力な酸化力を持つために近くの有機物から電子を奪い自分自身が安定になろうとします。この様にして
電子を奪われた有機物は結合を分断され、最終的には二酸化炭素や水となり大気中に発散していきます。
簡単の言うと塗料に浄化作用があり環境によく塗装面も汚れずらいのです。
ペインティアも当時、光触媒の施工技術を勉強して施工出来る体制を整えていました。
そして実家の塗装工事に光触媒の塗料を採用して塗装することにしました。
光触媒は下地によって異なる下塗り塗料を塗りその後、中塗り上塗りと着色していきます。
最後に光触媒のコーティングクリアーを塗装します。
つづく・・・