こんにちは、一級建築塗装技能士・一級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士の根岸です。
今回は、「屋根塗装の塗り替え回数」について詳しく解説したいと思います。
屋根塗装の塗り回数って? 3回?4回?それとも2回?
屋根塗装をご検討されている方で、
「うちは3回塗りですよ」「うちは4回塗りでしっかりやってます」「うちは2回塗りでも大丈夫です」な
ど、業者によって提案される回数が違うことに疑問を感じたことはありませんか?
実は、屋根の形状・素材・劣化の進行具合によって最適な塗り回数が変わってくるのです。
基本はメーカー仕様「3回塗り」
一般的に、塗料メーカーの標準仕様は「3回塗り」となっています。
・下塗り(プライマーやシーラー)
・中塗り
・上塗り
この3工程をしっかり守ることで、塗料本来の性能を発揮でき、保証も適用されやすくなります。
「4回塗り」のメリット・デメリット
◎メリット
・下塗りを2回行うことで劣化した屋根材にしっかりと染み込ませて密着力がアップ
・スレート屋根やモニエル瓦など、吸い込みが激しい屋根材には非常に効果的
△デメリット
・工数が増えるため費用が高くなる傾向
・劣化が少ない屋根に4回塗るのはオーバースペックになる可能性も
・「サービスで4回塗りしますよ」と言われても、本当にやっているのか不安…なんて声も
※職人はボランティアではないので⁉ということです。
「2回塗り」のメリット・デメリット
最近では、2回塗りでも効果が高い特殊な塗料も出ています。
◎メリット
・工期が短くなる
・全体的な予算が抑えられる
・1回1回の塗りに神経を使うため、職人の腕が問われる
△デメリット
・塗料が高価なケースが多い
・下地の劣化が進んでいると不向きなことも
・密着不良が起きると、トラブルの原因にも
結局、何回塗るのが正解なの?
答えはひとつではありません。
その家の屋根の状態に合わせて、最適な塗装回数を判断することが大切です。
弊社では現場をしっかり確認した上で、
「劣化が激しいから下塗りを2回したほうがいい」
「劣化が軽微なので標準仕様の3回塗りでOK」
「高性能な2回塗り塗料で対応可能」
など、根拠をもってプランをご提案しております。
さらに、
ご希望があれば遮熱塗料や遮熱断熱塗料のご提案も可能です。
夏場の暑さ対策にも効果的ですよ!
まとめ
屋根塗装の塗り回数にはそれぞれ意味があり、ただ多く塗ればいいというわけでもありません。
大切なのは、家の状態に合った適切な塗装仕様を選ぶことです。
屋根塗装をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
「どこまで劣化しているの?」「どんな塗料が合うの?」など
現場をしっかり見た上でわかりやすくご説明させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
【施工事例】
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