おはようございます。
1級建築塗装技能士・1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士
高崎市青年優秀技能者の根岸です。
外壁塗装を行うとき、塗料の種類を選んだあとに決めるのが「艶(つや)」です。
実は、この艶の具合によって、建物の印象がガラッと変わるのです。
ピカピカに光るような仕上がりにしたい場合は「全艶(ぜんつや)」、
少し落ち着かせたい場合は「5分艶」や「3分艶」、
まったく光らせたくない場合は「艶消し」または「完全艶消し」と呼ばれます。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
まず「全艶」は塗料メーカーが耐候年数を出すときの基準となる艶です。
つまり、メーカーが「15年耐久です」と言っている場合、
その数字は全艶を想定して出しているということです。
ですので、
艶を落とした場合は若干ですが耐久年数も短くなる傾向にあります。
一方、
「5分艶」や「3分艶」は落ち着いた雰囲気を出したい方におすすめです。
ピカピカしすぎず、上品で高級感のある仕上がりになります。
特に新築住宅やモダンなデザイン住宅では、「5分艶」や「3分艶」が人気です。
「艶消し」は、和風住宅やリシン・吹き付け仕上げ・こて塗りの外壁などに
好まれる傾向があります。
自然な風合いで、昔ながらの落ち着いた雰囲気が出ます。
ただし、艶を落とすほど汚れが付きやすく、水垢やコケも出やすくなります。
とはいえ、
最近では「艶消しでも汚れにくい塗料」も開発されており、一概には言えません。
最終的には、建物の形状・立地・周囲の環境・お好みなどを考慮して決めるのが一番です。
例えば、
日当たりが良く汚れにくい立地なら艶消しでも問題ないこともありますし、
逆に道路沿いや汚れやすい環境なら全艶をおすすめする場合もあります。
近年の傾向としては、「全艶」よりも「少し艶を落とした仕上げ」
を選ぶ方が増えています。
自然で落ち着いた印象が好まれているようです。
艶について悩まれている方は、現場を見たうえで最適な艶加減をご提案できますので、
ぜひお気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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