おはようございます。
1級建築塗装技能士・1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士
高崎市青年優秀技能者の根岸です。
本日は「コーキング材料の種類」についてお話ししたいと思います。
外壁の目地やサッシまわりなどに使用される「コーキング材」ですが、
実は一言でコーキングといってもたくさんの種類があります。
主なものとして、ウレタン、変成シリコン、純正シリコンなどがあります。
それぞれに特徴があり、ウレタン系は塗料との密着が良く、
上から塗装する場合には最も相性が良いとされています。
ただし、紫外線に弱く、露出する箇所には不向きです。
一方で、純正シリコンは紫外線に非常に強く耐久性がありますが、塗料が密着しづらく、
上から塗装を行うと弾かれてしまうことが多いです。
塗装が必要な箇所には避けた方が無難です。
そして近年主流になっているのが「変成シリコン」タイプ。
これはウレタンとシリコンの中間的な性質を持っており、
塗装もできて耐久性もあるバランスの取れたタイプです。
また、
コーキング材には「ノンブリードタイプ」と呼ばれる汚れにくいタイプもあります。
これはコーキングに含まれる可塑剤(油分)が塗料や外壁材に染み出して
黒ずむ現象を防ぐものです。
外壁をきれいに長く保ちたい場合には、
このノンブリードタイプを選ぶことが非常に大切です。
さらに最近では「高耐候型コーキング材」も登場しています。
中でも有名なのが「オートンイクシード」や「H100」といった製品で、
メーカーでは30年耐候をうたうほどの長寿命タイプです。
弊社でもこの高耐候型コーキング材H100を採用しており、
自信を持っておすすめしております。
乾きも早く、上からの塗装もしっかり密着するため、仕上がりも美しく長持ちします。
コーキングは建物の防水性能を支える非常に大切な部分です。
見た目だけでなく、適材適所で材料を選ぶことが、
外壁を長持ちさせる最大のポイントだと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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