【ベランダの防水工法】FRP・ウレタン・シート…我が家に一番合うのは?
プロが教える長持ちメンテナンスの選び方。
こんにちは、
高崎市青年優秀技能者、1級建築塗装技能士・
1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士の根岸です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
お家のベランダやバルコニー、陸屋根などを雨漏りから守る「防水工事」。
実は、一口に防水工事と言っても、
現場で使われる工法には様々な種類があることをご存じでしょうか?
FRP防水(ガラス繊維入りのプラスチック樹脂を敷き詰める強固な防水)
ウレタン防水(液状のウレタン樹脂を何層も塗り重ねてシームレスな膜を作る防水)
シート防水・塩ビシート防水(耐久性の高い合成ゴムや塩化ビニール製のシートを貼り付ける防水)
この他にも、
アスファルト防水など建物の規模や用途に応じて実に多様な工法が存在します。
その中で、
一般的な日本の戸建て住宅のベランダで圧倒的に多く採用されているのが「FRP防水」です。
非常に硬くて頑丈、
歩行による摩擦にも強く、
新築時の工期も短いため広く普及している優秀な工法です。
しかし、その一方で、実はメンテナンスの現場を数多く診ていると、
ひび割れや浮き、表面の剥離といった不具合が意外と多く発生している工法でもあります。
FRPは硬くて強い反面、木造住宅特有の微小な
「建物の揺れやしなり」に追従しきれず、
下地の動きによって表面がパキッと割れてしまうことがあるためです。
では、
10年〜15年が経過していざベランダのメンテナンスをする際、
次も同じFRP防水でやり直すのが正解なのでしょうか?
実は、
ここがプロの腕の見せ所であり、最も慎重に見極めるべきポイントです。
メンテナンスの際には、
単に「最初がFRPだったから次もFRP」と機械的に決めるのではなく、
「今のお住まいの下地(合板など)の傷み具合はどうなっているか」
「建物の構造上、揺れや振動を受けやすい場所なのか」
「ベランダの広さや形状(入り組んだ排水溝や室外機の有無など)はどうなっているか」
「日常的にどれくらいの頻度でベランダに出入りし、歩行するのか」
といった要素を総合的に診断しながら、
「今のお家にとって、どの工法を採用するのが最もリスクが少なく、最も長持ちするのか」
をじっくりと検討してご提案する必要があります。
例えば、
下地に少し動きが出やすい構造であれば、
柔軟性に優れてひび割れに追従しやすい
ウレタン塗膜防水の密着工法や通気緩衝工法がベストなケースもありますし、
形状によっては高耐久な塩ビシート防水が適している場合もあります。
目先の「とりあえず表面だけ塗って綺麗にする」工事ではなく、
お住まいの現状とこの先15年、20年の耐久性を本気で見据えた正しい工法選びこそが、
将来の雨漏りを確実に防ぐ一番の近道です。
「うちのベランダの床、少しひび割れているけれど大丈夫?」
「どんな防水工事をすれば一番長持ちする?」など、
気になることがありましたら、
ねぎし塗装店までお気軽にご相談くださいね。
25年の現場経験を活かし、
大切なお住まいに最もふさわしい安心のプランをご提案させていただきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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