こんにちは、1級建築塗装技能士・1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士・
高崎市青年優秀技能者の根岸です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
「とても参考になる」
「社長さんの人柄が伝わる」というお声をいただき、
本当に励みになっております。
本日は、外壁塗装でよくいただくご質問、
「3回塗りの場合、中塗りと上塗りを同じ日にしていいの?」
についてお答えしたいと思います。
結論を先に申し上げますと。。。
ケースバイケースです。
はっきりしない答えで申し訳ないのですが、
これにはしっかりとした理由があります。
塗装はただ塗るだけではなく、
気温・湿度・風・季節・塗料の種類
こういった環境条件をすべて加味しながら進めていく、
とてもデリケートな作業だからです。
例えば、塗料の使用書(メーカーの仕様書)には、
「気温5℃の場合は○時間以上空けてください」
「20℃の場合は○時間以上」
といった細かい乾燥時間の指示があります。
そこに、
・風があるか
・湿気がこもっていないか
・日当たりはどうか
などの現場状況を加えて判断していきます。
そのため、
同じ日に中塗りと上塗りができる日もあれば、できない日もある
というわけです。
特に真冬のように気温が低い日は、乾燥が進みにくいため、
同じ日に仕上げまで行うのは難しいことが多いです。
しかし、風があって乾燥が早い日であれば、
同じ日で問題なくできる場合もあります。
ここで一つ注意点があります。
中塗りと上塗りの間隔が1週間以上空いてしまうと
「密着不良」が起きる可能性がある
ということです。
乾燥しすぎると、
塗料同士がくっつくための接着力が弱まり、
剝がれの原因になることもあります。
ですので職人は、
「乾燥が足りないと密着しない」
「乾燥し過ぎても密着しない」
という、とても微妙なラインを見極めながら作業を進めています。
まさに、時間との勝負なのです。
こうした理由から、
中塗りと上塗りを同じ日にできるかどうかは、
現場の状況と塗料の性質を踏まえて判断する必要があるというわけです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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