こんにちは、
一級建築塗装技能士・一級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士の根岸です。
本日は、「塗装職人の年齢」についてお話ししたいと思います。
弊社で働く塗装職人の平均年齢は、30歳後半ぐらいです。
30代、40代の職人が多くを占めており、いわゆる「働き盛り」の世代が中心です。
しかし、
ここ数年で感じているのが、
10代・20代の若い職人が本当に減ってきているという現実です。
昔は、「親方の紹介で…」「知り合いの伝手で…」という形で、
自然と人が集まり、職人の世界に入ってくる流れがありました。
ですが、
今はもうそんな時代ではなくなりました。
働き方の多様化や建設業界全体の人手不足の影響もあり、
若い職人の姿を見る機会はめっきり減っています。
それだけに、
現場で10代や20代の若い職人に出会うと、私はとても嬉しくなります。
同時に「この子が立派な職人になってくれたらいいな」と、
つい応援したくなってしまうんですよね。
若い職人には、まだまだ伸びしろがあり、
真っ直ぐな姿勢や吸収力の高さに感動することも多いです。
これからどんな時代になるかはわかりません。
AIが進化し、ロボットが多くの作業を代替するようになっていくかもしれません。
それでも、
最後に「手で仕上げる」作業には、
やっぱり人の感性や経験が必要だと、私は信じています。
だからこそ、
塗装職人という仕事は、これからも間違いなく必要とされる手に職の仕事です。
私自身、
これからも若い職人を育て、彼らと切磋琢磨しながら、
塗装の魅力を伝えていきたいと思っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。