塗装工事を依頼する前に現場の劣化調査を行い、お客様に現状の状態を
確認して頂き塗装工事などを行うのですが、先日、現場の劣化調査を
している時にあることに気が付きました。
ガルバリウム鋼板の屋根の劣化状態を確認している時に、南面の屋根は
チョーキング(粉化)が始まっており茶色の屋根なのに真っ白という感じで
北側は南面に比べると茶色の部分ありチョーキング(粉化)が進んでいるが、南面
に比べると進行が遅れていました。
南面は日光が当たる時間が多いので、紫外線や赤外線の影響もあり劣化が早いのです。
現場の画像です。
そして、気が付いたことは屋根の温度を測っている時にチョーキングしている南面の
方が温度が低いということです。
本来なら南面は直射日光が当たっているので、南面の方が高い傾向にあるのですが、
南面の低いのです。
なぜでしょうか?
私は色が関係しているのではないかと推測しています。
遮熱塗装だろうが、通常の屋根塗装だろうが白やシルバーの方が屋根の表面温度は
上がらないので、色の問題だと思いました。
劣化してチョーキング(粉化)している屋根の方が遮熱性能が高いという
不思議な体験をしました。
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