アメリカでは、1つの街(住宅団地)を形成。
街全体の外郭はフェンスで囲われ、出入り口にはゲートが設置されている。
この、ある種の閉鎖性がセキュリティーとともに住人の我が街へのロイヤルティーを高めることにも機能している。
団地内の各住宅の外観は統一性が高い。フォルムが似通っている以上、外壁に使用できる塗料の色域が決まっているためだ。
住宅団地ごとに特定の塗料メーカーが決まっており、外壁の塗り替えに際しては例えば「シャーウィン ウィリアムズの〇〇番~〇〇番の色域で決めるように」
とその住宅団地の規定がある。
ラスベガスでは茶系のアースカラーを中心にまとまっており「ピンクやパープルなど奇抜な色は行政の承認もおりない」
と景観色彩管理は自治体レベルでも厳しいようだ。
トレンドは茶系の配色でベージュをベースにオリーブやアンバー、チョコレーなどのグラデーションでカラーコーディネートしている建物が多い。
日本でもこのように街や市で各住宅の外観を統一性を持たせようとしている所があります。
予算の問題やみんながリフォームをしなくてはならないので難しい問題でもあります。
夜のディズニーシーです