【倉賀野の現場だより】歴史を紡ぐ「高崎市倉賀野古商家おもてなし館」
の佇まいと、昔ながらの建物を守り継ぐ職人の視点。
こんにちは、高崎市青年優秀技能者、1級建築塗装技能士・
1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士の根岸です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
現在、ねぎし塗装店では
地元・高崎市倉賀野町にて外壁・屋根の塗装工事を
着工させていただいております。
近隣の皆様、工事へのご理解とご協力をいただき本当にありがとうございます。
そして、
現在入らせていただいているその現場のすぐ目と鼻の先にあるのが、
宿場町の歴史を今に伝える名所「

大河ドラマ『逆賊の幕臣』など歴史のゆかりでも注目を集め、
遠方からも見学に訪れる方が多くいらっしゃる風情あるスポットです。
私も歴史の細かな背景まで詳しいわけではありませんが、
現場の行き帰りにその堂々たる佇まいを目にするたび、
昔ながらの日本建築が持つ圧倒的な風格と美しさに
思わず目を奪われてしまいます。
しかし、
そこはやはり25年現場で建物を診続けてきた職人の性分でしょうか。
ただ「綺麗だな、風情があるな」と眺めるだけでなく、
どうしても「この壮大な建物を維持・メンテナンスしていくのは、
一体どれほど大変なことだろう」
という目線でじっくりと観察してしまいました。
一般的な現代の住宅とは異なり、
こうした伝統的な古民家を守るには特別な技術と
途方もない手間暇がかかります。
土や漆喰を重ねて塗り・葺き直す重厚な壁はもちろんのこと、
屋根を見上げれば、通常の住宅で使われるような金属やスレートの瓦とは
桁違いの重厚さを持つ立派な棟(むね)が鎮座しています。
おそらく修繕の際には、職人の手作業だけではとても持ち上がらず、
大型のクレーン車で吊り上げなければ動かせないような、
とてつもない重量と構造になっているはずです。
一つひとつの部材が規格化された現代の家づくりとは異なり、
昔の職人たちが手作業で一本一本の木を刻み、
土を練り、重厚な瓦を組み上げて造られた建物。
それを数十年、百年と後の世代へ守り継いでいくためには、
その構造を熟知した宮大工さんや伝統左官職人さん、
瓦職人さんたちが、
気が遠くなるような手間と愛情をかけて
メンテナンスを重ねていかなければなりません。
普段私たちが手がけている現代のサイディングやスレート屋根の住宅と、
こうした歴史的な古民家とでは、使われている材料や工法こそ違います。
しかし、
「住まい手を風雨や紫外線から守り、
職人の確かな手仕事によって建物の寿命を延ばし、
未来へ大切に受け継いでいく」という本質的な想いは、
昔も今もまったく変わりません。
倉賀野の歴史ある町並みとおもてなし館の素晴らしい佇まいに
たくさんの刺激と学びをいただきながら、
現在着工中の現場も一塗り一塗りに魂を込め、
10年後、20年後もお施主様が誇らしく
思える確かな仕上がりをお届けしてまいります。
近隣で歴史ある建物を管理されている方から、
ふとお声がけをいただき、興味深いご質問をいくつか投げかけられました。
「職人さん、ちょっと聞いていいかい?
この昔の木製建具のガタつき、どうやって修理したらいいのかな?」
「この特殊な昔の屋根、この先どうやってメンテナンスしていけば
持つと思う?」
「この左官の塗り壁、昔の職人さんはどうやって仕上げていたの?」
外壁塗装の現場に入っていると、
実はこのような「塗装以外の建物のメンテナンス」
についてのご相談を受けることが本当によくあります。
高崎市や近隣エリアで大切なお住まいのメンテナンスをご検討中の方は、
ねぎし塗装店までお気軽にご相談くださいね。
地元高崎の気候と建物の特性を熟知したプロとして、
誠心誠意ご提案させていただきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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