おはようございます。
1級建築塗装技能士・1級鋼橋塗装技能士・外装劣化診断士
高崎市青年優秀技能者の根岸です。
本日のテーマは「塗装業界の裏話!?」についてお話ししたいと思います。
塗装職人というのは、建物の外壁や屋根などを美しく、
そして長持ちさせるために塗る技術を持った人のことを言います。
塗る作業自体は一見シンプルに見えますが、
実際は気温・湿度・下地の状態などを見極めながら塗装を行う、とても奥の深い仕事です。
ただし、
建設業界全体で見ると、塗装職人は「参入障壁が低い」と言われる職種でもあります。
参入障壁が低いというのは、
つまり技術を覚えてしまえば比較的簡単に事業を始めることができるということです。
独立する人も多く、良い意味でも悪い意味でも自由な業種とも言えます。
しかし、
参入しやすいということは、
裏を返せば「いい加減な業者」も「しっかりした業者」も混在しているという
現実があります。
塗装の技術や経験の差が工事品質に大きく影響するため、
どの職人が塗るかで仕上がりや耐久性はまったく違ってきます。
たとえば同じ建設業でも、
電気工事の職人さんはコンセント1個交換するのにも「電気工事士」
という国家資格が必要です。
そこに一つ参入障壁があるわけです。
また、
電気工事の分野では外国人労働者の受け入れも制限されており、人手不足が深刻です。
一方で塗装工事は外国人労働者の受け入れが可能であるため、
単純作業を外国人実習生に任せている業者も多く存在します。
こうした事情からも、
塗装業界は「誰でも始められる」業種として見られている部分があります。
だからこそ、
塗装職人を選ぶ際には「しっかりした会社・職人を見極める目」がとても大切になります。
ひとつの判断基準として分かりやすいのが「建設業の許可」を持っているかどうかです。
建設業許可を取得するには、経営経験が5年以上、
または国家資格など一定の条件が必要となります。
ですので、
この建設業許可を持っているかどうかは、信頼できる業者を見分ける一つの目安になります。
建設業許可証を持っていると、500万円以上の工事を請け負うことができます。
しかし、小建て住宅の外壁塗装工事では、
500万円を超えるようなケースはほとんどありません。
つまり、ほとんどの一般住宅塗装は「建設業許可証がなくてもできる工事」なのです。
ここが実は、塗装業界の参入障壁が低い最大のポイントです。
建設業許可証がなくても工事を受けられるため、
資格や経験が少ない業者でも簡単に参入できてしまうのです。
もちろん、中には無許可でも真面目にしっかりやっている職人さんもいますが、
逆に知識や経験が不足している業者が紛れ込むリスクも高くなります。
塗装職人と一口に言っても、本当に幅が広い世界です。
資格や経験、そして何よりお客様の家を大切に扱う「心」があるかどうか。
ここが良い職人を見極める最大のポイントだと思います。
ねぎし塗装店は「群馬県知事許可」を取得しており、
500万円以上の工事も対応可能です。
マンション・アパートなどの大型物件の塗装工事も行っております。
こうした工事を行うには、
経営経験や資格など一定の条件を満たしていなければならないため、
信頼できる技術と体制が必要です。
さらに、ねぎし塗装店では厳選した塗装職人のみを採用し、
「職人直営」で工事を行っています。
営業会社に外注するのではなく、経験豊富で責任感のある職人が直接施工するため、
品質・仕上がり・対応すべてに責任を持つことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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