2017年9月1日
今日のお話は、私の大好きな作家、野口義則さんの本から紹介させて頂きます。
では、始めます。
森の中で、一人のきこりが、1本の木を倒そうとして5時間もノコギリを
ひいていました。
それでも木は倒れそうになく、きこりはへとへとに疲れています。
ある人がきこりに、
「少し休んで、そのノコギリの刃を研いだらどうですか?そうすれば
仕事がもっと進みますよ」
とアドバイスするのですが、
きこりは、
「刃を研いでいる暇なんてないさ。切るだけ精いっぱいだ」
と答えます。
刃を研ぐ時間を作りさえすれば、その後の作業が飛躍的に進むのに、
このきこりは
ノコギリをひく作業に忙しくて、
刃を研ぐ時間を作ろうとしないのです。
目の前の木を切ることを急ぐあまり、
かえって遠回りしてしまっているわけですね。
この話でいう「刃を研ぐ」というのは、
の例えです。
何本もの木を切り倒すためには、
ノコギリの刃を研ぐ必要があるように、
僕たちが
望む人生を実現するためには、
自分を磨く必要があります。
つまり、
自分という人間の土台をつくり、
人間力を高める必要があるのです。
色々なことにチャレンジする時は、自分の人間力が重要です。
自分の内面を鍛える必要があるのです。